BP X KFのコラボレーションアイテムに続く話 最終話

【セルフ エイジング】
“一つのアイテムを着続ける事、
穿き続ける事で生まれる感動の連鎖”

今回、ビームスプラススタッフの
島向さんが着用されていた
セルフエイジングデニムグルカの色落ちを再現しました。
こんな穿き込んだ色落ちは、長い道のりだった筈だ。という訳で、その長い道のりになぞり、長い与太話にお付き合いいただきました。

とにかく、この色落ちが素晴らしいなあと思い、過去に何度か弊社official Instagram でも着画をアップさせていただきました。
自分でもグルカトラウザーは、よく着用しているという自負はありましたが、ここまで穿き込まれていると流石に頭がさがる思いでした。

一般的にデニムは、中白(糸の表面だけ染まっている)と呼ばれるロープ染色の糸を経(縦)に使用している為、生地が擦れた部分から色落ちする。中白が浮き出てくる特徴がデニムの縦落ちと呼ばれている。

生地が擦れる箇所は、用途にもよるが脚の付け根、モモ、膝、ヒップ、裾など。穿いた方の体型、摩擦や身体の動きによる皺部分、
シューズとの摩擦スレによるものだ。勿論、擦れただけでは色落ちは少なく、着用後の洗濯で色が落ちる。穿き込めば穿き込むほど、色が落ちる箇所とのデニム色の濃淡があらわれる。

アパレル業界に従事する方々、デニムフリークの方々でも、そこそこの年月をデニム着用に要しなければ、ここまでの色落ちは完成しないだろう。
島向さんは、何年くらいかけて、このデニムグルカをエイジングさせたのだろうか?

写真は岡山児島の某加工場にて

・脇ポケット口のグラインダー 削り(ダメージ)

・脇ポケット口のコスリ
あたりを付ける作業です

・もものコスリ

今回の加工でのメインはレーザーでのヒゲ付け。以前は画像公開に支障がなかったレーザーマシーンでの工程ですが、ここのところ加工場間でレーザー加工技術の競争が激しく、使用しているマシンと手法がノウハウになるという事でお見せ出来ないのが残念。
YouTube でデニムレーザー加工で検索していただくと、色々と
動画を確認していただけるので
そちらでどうぞ。

最後に加工デニムの色落ちに奥行きと着古した印象をだす為のトッピング処理を行い完成。

一言にデニムの加工と言っても
いくつもの工程を重ねて出来上がったグルカデニムのVintage washed。
今回の企画は『弊社からコラボレーションアイテムとして作らせていただきたい』とバイヤーの柳井さんにリクエストしました。
そしてサンプル作製の為、お預かりした島向さんのグルカデニムが
弊社に到着。細部まで感動的な色落ちで、穿き込まれた表情が美しい一本でした。
そして、コラボレーションを申し出たは良いが、コレを再現するのか?と正直不安でした。

案の定というか、1stサンプルは
それっぽい仕上がりで、ちょっと厳しいかな?この感じではOKにはならないだろうと柳井さんからの
返答を待つと、当然NG。
細かい部分のアタリ感をリクエストいただき、再サンプルでかなり良い仕上がりだったので一安心。

今回は、縫製だけでは無く
加工場のスタッフの方々のご協力により完成したグルカデニムのvintage washed

あえて人の手を加えて、真新しい生地にダメージ(加工)を与える必要があるのか?という疑念よりも、島向さんが愛着を持って着用されたデニムグルカ、その素晴らしい色落ちを皆さんに見てもらいたい、サイズを揃える事で多くの方に着用していただきたいという勝手な思いを製品にしました。

この企画を通して、セルフエイジング、セルフヴィンテージの充足性やブログ2話でふれた破れた箇所に布を当て補修するような、服を大事に永く着用していただく為のアクションを考えています。

そこで、皆様へ。
インスタグラムでも、永く愛用していただいているKFアイテム、サイズが合わなくなったけど捨てられないKFアイテム(例えばシャンブレーシャツ、グルカトラウザー、ツイードスポーツコートなど)のインスタグラム掲載をしていただけると嬉しいです♪

BP X KF
Gurka Ⅲ denim vintage washed
はビームスプラス丸の内店、
ビームス神戸店にて販売中です。
是非店頭にてご覧下さい。

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